自動車学校コラム

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運転中のトラブル バッテリーあがり・パンクなどの時、どうしたらいいの?

運転中のトラブル バッテリーあがり・パンクなどの時、どうしたらいいの?

突然のトラブル、どう対応する?

季節の変わり目はドライブにぴったりですが、同時に車の調子が変化しやすい時期でもあります。出先で急にエンジンがかからなくなったり、タイヤがパンクしたりしたらどうすればよいのか…。初めてのドライバーにとっては特に不安な場面ですよね。今回は、運転中によくあるトラブルと、その正しい対処法についてご紹介します。

バッテリーあがりの原因と応急処置

最も多いトラブルのひとつが「バッテリーあがり」です。
車のライトを消し忘れたり、エアコンやオーディオを長時間つけたままにしたりすると、バッテリーが上がってしまい、エンジンがかからなくなります。

応急処置の手順

  1. まずは安全な場所に停車し、ハザードランプを点ける
  2. 「ジャンプスターター」や「ブースターケーブル」を使用して、別の車から電気を供給してもらう
  3. エンジンがかかったらしばらく走行し、バッテリーを充電する

最近は持ち運びできる小型ジャンプスターターも市販されているので、車に常備しておくと安心です。

プロに任せるべき場面

ケーブルの接続を間違えると大きな故障につながる危険もあります。不安なときは無理をせず、ロードサービスや保険会社の緊急サポートを利用しましょう。

タイヤのパンク・バースト時の対応

走行中に「バンッ」という音とともにハンドルが取られるような感覚があれば、タイヤのパンクやバーストが疑われます。

まずすべきこと

・急ハンドルや急ブレーキは避け、ゆっくり減速して安全な場所に停める
・ハザードランプを点灯し、後続車に注意を促す
・可能であれば発炎筒や三角表示板を設置する

応急処置の方法

近年の車にはスペアタイヤではなく「パンク修理キット」が搭載されていることが増えました。修理剤をタイヤに注入し、応急的に走れる状態にするものです。ただしあくまで一時的な処置なので、すぐに整備工場で点検・交換を依頼する必要があります。

ガス欠も意外と多いトラブル

「まだ大丈夫」と思っていたら、気づけば燃料計がゼロ…。特に高速道路や山道ではガソリンスタンドが少なく、ガス欠になってしまうケースもあります。

対策と予防

・残り1/4になったら早めに給油する習慣をつける
・見知らぬ土地に行くときは、事前にスタンドの位置をチェックしておく
・もし止まってしまったら、ロードサービスに依頼するのが基本

自分で燃料を持ち運ぶのは危険が伴うため避けましょう。

事故や故障時の共通ポイント

どんなトラブルでも大切なのは「慌てない」ことです。対応の流れは次のとおりです。

  1. 安全な場所に車を停める
  2. ハザードランプ・三角表示板で周囲に知らせる
  3. 自力で解決が難しければ、保険会社やJAFなどのロードサービスに連絡する

特に高速道路では、車内にとどまらずガードレールの外に避難することが命を守る行動になります。

トラブルを防ぐための日常点検

トラブルの多くは、日常点検である程度予防できるものです。例えば:
・バッテリーの寿命はおよそ2〜5年、早めの交換を意識する
・タイヤの溝や空気圧を月に1回はチェックする
・ガソリンはこまめに補給する習慣を持つ

日々のちょっとした点検で、大きなトラブルを未然に防げます。

まとめ

運転中のトラブルは誰にでも起こり得ます。大切なのは「正しく落ち着いて対応すること」と「日頃からの準備・点検」です。もしものときも冷静に行動できるよう、今回ご紹介したポイントを覚えておきましょう。

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