自動車学校コラム

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検定の受検についてのお話をします。

検定△

自動車学校では、次のステップに進むために、検定を受検していただきます。

普通免許の場合は、第一段階を修了したら、「修了検定」を受検します。

そして、第二段階までの全ての教習を終了後に受けるのが「卒業検定」です。

自動二輪の場合は、「卒業検定」のみの実施となります。


修了検定(普通車)

正確には、「修了検定」とは、運転技能の検定の事です。運転の検定に合格したら、「適性試験」と「仮免学科試験」を連続して行っていきます。それぞれの内容ついて詳しく解説していきます。

① 修了検定

当日、決定した検定コースを1周、運転していただきます。担当する検定員は、採点の基準に添って運転状況を評価していきますので、100点~70点であれば検定合格となります。

なお、検定は、車に乗車するときから、下車するまでの間、全てにおいて採点対象となりますので。覚えておいてください。

特に注意したいのは、一発で「中止」になるような大きなミスです。一時停止の場所で止まらなかったり、信号を見落として信号無視になったりしないよう注意しましょう。

※不合格となった場合は、「補習教習」を1時限受けて、次回の修了検定を受検することとなります。

② 適性試験

検定の合格者は、続いて「適性試験」に進みます、適性試験では、視力、聴力、四肢の動きなどを確認します。眼鏡やコンタクトが必要な方は、眼鏡条件となります。

③ 仮免学科試験

仮免学科試験では、公安委員会が指定した試験問題を解いていただきます。回答時間は、30分で、50問中45問以上の正解で、合格となります。

問題は、教科書の第一段階をしっかり理解していれば、合格できるはずです。学校で受ける「効果測定」や「問題集」などを活用して事前に学習しておきましょう。

※学科試験に不合格となった場合は、次回の検定日に再度、学科試験を受けていただく事になります。

仮運転免許証の交付

仮免学科試験まで合格したら、運転免許試験場より、仮運転免許証が交付されますので、第二段階の技能教習に進んでいただけます。

第二段階の学科教習については、仮免許証の交付と関係なく受講することができます。


卒業検定

第二段階の教習(技能・学科共)を修了したら卒業検定を受検していただく事ができます。

教習が修了した時点で、検定期限(卒業検定を受検できる期限)は、3か月以内と定められてますので、できるだけ早めに卒業検定を受けるようにしましょう。

卒業検定は、技能検定のみ行います。

卒業検定の内容(普通車)

検定は、路上検定と場内の課題によって行われます。検定コースは、当日決定し校内に掲示します。

採点は、修了検定と同様に、乗車するときから、下車するときまでの全てにおいて行います。

① 路上検定

学校を出発し路上検定コースを走行していきますが、途中で路端への停車と発進を行います、学校の発着点に帰ったら車から下車していただきます。その間の運転行動について採点していきます。

※路上への出入りのため場内を走行する間は、一部採点の範囲から除外されます。

② 場内での課題

右方向変換、左方向変換、縦列駐車のいずれか1つが当日の課題になります。

卒業検定の内容(自動二輪)

検定は、当日指定した検定コースを走行することによって行われます。

採点は、乗車するときから、下車するときまでの全てにおいて行われます。

自動二輪の検定では、受検者の後を検定員が、車で追従した状態で採点を行っていきます。

自動二輪の場合は、コースの道順を指示することができませんので、検定コース(2種類)を覚えていただく必要があります。

検定コースの道順を間違えた場合は、検定員の指示に従って正しい走行順路に復帰していただきますが、復帰する間の走行も採点の範囲に含まれますので、落ち着いて走行しましょう。

卒業書類の交付

卒業検定に合格したら、免許申請時に必要な、書類を準備し交付いたします。後日、自身の住所地の運転免許試験場(免許センター)で手続きを行ってください。

初めて免許を取得する方、又は原付免許所持の方は、運転免許試験場での本免許学科試験がありますので、しっかりと学習をしておいてください。

お渡しする書類の種類は、「卒業証明書」「運転免許申請書新規」「受験票」です。

※「卒業証明書」の有効期間は1年間です

※既に他の車種の運転免許をお持ちの方は、「運転免許申請書」は、運転免許試験場での作成になります。

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